寒中コンクリート施工の注意点|現場での実体験と学び【実務-022】

実務・現場ノウハウ
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こんにちは、信州どぼくまです。
冬場のコンクリート打設は「寒中コンクリート施工」と呼ばれます。
外気温が低い状態で打設すると凍結や強度不足が発生しやすく、施工品質を確保するためには特別な配慮が必要です。
今回は、実際の現場体験や同業者から聞いた話を交えて「寒中コンクリート施工で注意すべき点」をまとめます。

↓前回の記事はこちらです↓
台風・豪雨に備える現場安全対策|家庭でも役立つポイント【実務-021】


寒中コンクリート施工のリスク

  • コンクリート中の水分が凍結すると、強度が十分に出ない
  • 表面にひび割れやスケーリングが発生する
  • 打設直後〜硬化までの初期段階が最も危険

👉 品質を確保するには、打設後すぐの養生方法がカギになります。


実際にあった失敗談

同業者から聞いた話ですが──
打設後、練炭を使ってむしろとブルーシートで養生していたところ、翌朝現場に行くとむしろとシートが熱で溶けていたそうです。
練炭の熱管理を誤ると、火災や資材の損傷につながるリスクもあります。


自分の体験:-15℃の現場での養生

私自身の経験でも、真冬に外気温が-15℃まで下がる現場で寒中養生を行いました。

  • ジェットヒーター+むしろ+ブルーシートで養生
  • 橋の上だったため気温もさらに低下
  • 燃料補給のために夜通し現場に待機
  • 現場事務所がなかったため、ハイエースを拠点に仮眠をとりながら管理

火災のリスクが怖くて、何度も確認に行きました。
正直かなり大変でしたが、「絶対に品質を落としたくない」、「再施工はなんとしても嫌だ」という気持ちで夜通しの待機を続けました。


注意すべきポイント

  • 加熱方法の選定:練炭やジェットヒーターは便利だが、火災リスクや燃料補給の手間がある
  • 養生資材の組み合わせ:むしろ・ブルーシート・断熱材を併用する
  • 温度管理:外気温・コンクリート温度・養生内部温度を記録し、必要なら報告資料に残す
  • 安全面:特に夜間は火災・一酸化炭素中毒リスクを考慮

まとめ

寒中コンクリート施工は、現場ごとに条件が違い「これをやれば完璧」という正解はありません。

  • 外気温や施工規模に応じて養生方法を工夫する
  • 火災や事故を防ぐため、夜間管理は特に慎重に
  • 品質と安全を両立させるために、無理のない体制を取る

👉 「冬だから仕方ない」ではなく、どう品質を守るかを常に考えて取り組むことが大切です。

次の記事の紹介と、関連リンクです。
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