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こんにちは、信州どぼくまです。
本記事は、労働局から建災防支部を通じて通知された文書をもとに、
現場監督の立場から「何が起きたのか」「現場として何に注意すべきか」を整理したものです。
正直なところ、日常の現場では
「修了証がある=問題なし」
と流れてしまいがちですが、今回の事案はその前提が崩れる内容でした。
現場を預かる立場として、記録と注意喚起の意味を込めてまとめます。
前回の記事はこちら
→【実務-034】記事公開準備中
今回の通知の概要(何が起きたか)
今回確認されたのは、技能講習修了証の偽造事案です。
岐阜労働局管内において、
登録を受けていない法人が技能講習を装い、
無効な技能講習修了証を約60枚発行・販売していたことが判明しました。
👉 現場で「よく見かける講習」が対象になっている点が、非常に重要です。
偽造を行っていた法人について(通知記載)
通知に記載されている内容は以下のとおりです。
- 法人名:株式会社〇〇組
- 所在地:岐阜県岐阜市
- 登録状況:
- 登録教習機関ではない
- 労働安全衛生法に基づく技能講習を実施していない
👉 つまり、
「講習を受けたつもり」でも、法的には無効 という状態です。
対象となっていた技能講習(要注意)
通知で「偽造が判明している」とされたのは、以下の技能講習です。
- 地山の掘削・土止め支保工作業主任者技能講習
- 高所作業車運転技能講習
- 小型移動式クレーン運転技能講習
- 玉掛け技能講習
- ガス溶接技能講習
- 車両系建設機械技能講習(整地・運搬・積込用及び掘削用)
👉 どれも 現場で必須級・超定番 の資格ばかりです。
修了証の具体的な「不審ポイント」
通知では、偽造修了証の見分け方として、以下の点が示されています。
- 発行元の表記が「指定」「登録」と内容が一致していない
- 実在しない支部名(例:県南支部など)が記載されている
- 労働局名や組織改編が反映されていない古い表記
- 修了証の体裁が本物と微妙に異なる
👉 パッと見では分かりにくいのが一番怖いところです。
現場監督・事業者としての実務対応
通知では、次の対応が求められています。
修了証の所持が確認された場合
- 労働局 健康安全課
※信州どぼくまの場合、建災防支部をとおしての通知なので地元の労働局へ - または 最寄りの労働基準監督署 へ相談
注意点
- 「怪しいけど黙認」は NG
- 使用者責任・元請責任が問われる可能性あり
信州どぼくまの現場目線コメント
正直なところ、現場では
- 「修了証があればOK」
- 「昔からこのやり方だった」
- 「下請けが持ってるって言うし、実際提出されてるし…」
- 「修了証番号わかれば書類に記載できるし、監督員に提示できる準備はある」
となりがちなのがリアルです。
しかし今回の件は、
- 無資格状態の作業員が現場に入る
- 元請・現場代理人が法的リスクを負う
- 事故が起きれば一発アウト
という、シャレにならない話です。
今後のためにできる現実的対策
すぐにできる対策としては、次のような点が現実的です。
- 新規入場時に
👉 修了証の発行機関を一度確認 - 少しでも怪しい場合は
👉 建災防・労基署に「確認ベース」で相談 - 若手や職長にも
👉「資格は“どこで受けたか”も大事」と共有
まとめ(現場で一番大事なこと)
- 偽造は「遠い話」ではない
- 修了証=絶対安心、ではない
- 現場を守るのは 書類+目利き+一声
今後も、労働局・建災防からの通知があれば、
現場目線で要点整理を続けていきます。
次の記事の紹介と、関連リンクです。
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