建設業の目利きで考える住宅ローンの落とし穴【実務-013】

実務・現場ノウハウ
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こんにちは、信州どぼくまです。
前回は、建設業従事者が住宅ローンを組むときに注意したいこと【実務-012】についての記事でしたが、
今回は「建設業従事者だからこそ気づく、住宅ローンの落とし穴」についてまとめます。
家は人生で最も大きな買い物と言われますが、ローンを組んでから35年・40年のスパンで冷静に考えると、見えてくる現実があります。

↓前回の記事はこちらです↓
建設業従事者が住宅ローンを組むときに注意したいこと【実務-012】


ローン完済時の建物価値は?

新築直後は「ピカピカの家」で資産価値もあります。
しかし35年・40年のローンを完済する頃には、どんなに丁寧に修繕していても建物は老朽化して資産価値はほぼゼロ。
結局残るのは「土地代のみ」というケースが大半です。

「子どもに引き継がせたい」と思っても、現実的にはリフォームか解体→建て直しが必要になることが多いでしょう。


修繕費は必ず発生する

新築後10年、20年、30年と経つごとに外壁塗装や屋根塗装など大規模修繕が必要です。
これに加えて固定資産税もかかるため、住宅ローンだけ返済していても安心できません。

👉 実際には 毎月2〜3万円程度は修繕積立を確保 しておかないと、後から家計を圧迫します。
これは生活防衛資金や学費とは別枠で考えるべきです。


ローン地獄になる可能性

よく「賃貸は最後に何も残らない」と言われますが、持ち家も冷静に計算するとリスクがあります。

  • ローン返済(35〜40年)
  • 修繕費積立(月2〜3万円)
  • 固定資産税
  • 教育費や生活費

これらを合算すると、年収に対して住宅関連支出がかなりの割合を占めます。
計画を誤れば「ローン地獄」に陥る危険もあります。


ハウスメーカーと地元工務店の差

建設業で働いていると、建築費の相場感は肌でわかります。

  • ハウスメーカーはブランド力や営業経費が価格に上乗せされがち
  • 実際の施工は地元工務店や職人が請け負うことが多い
  • 外構(駐車場コンクリートなど)は「材料費+手間」を考えると割高に感じることも

👉 ブランドや安心感を取るか、施工コストを重視するかは家庭の判断ですが、相場を知らないまま契約するのは危険 です。


まとめ

  • ローン完済時には建物価値はほぼゼロで土地だけ残るケースが多い
  • 修繕費や固定資産税を見込んで「月2〜3万円の積立」を別に確保するべき
  • ローン+修繕+教育費を考えずに契約するとローン地獄の可能性あり
  • ハウスメーカーと地元工務店では数百万円単位の差が出ることも

建設業の視点から見ても「家を建てる=ローンを組む」は決して軽い判断ではありません。
夢のマイホームを実現するには、資金計画を冷静に立て、長期的なリスクも織り込むことが大切です。

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