2級建設機械施工技術検定(第一次検定&第二次検定)受験体験と合格のコツ【資格-005】

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こんにちは、信州どぼくまです。
今回は「2級建設機械施工技術検定」について、私自身の受験体験をもとに、勉強方法や合格のポイントをまとめました。建設機械施工の専門性を証明するこの資格、現場で機械作業に関わる方には特におすすめです。


建設機械施工技術検定とは?

建設機械施工技術検定は、ブルドーザー・バックホウ・グレーダー・クレーンなどを用いた施工において、安全かつ効率的に作業を進めるための知識・技術を有しているかを問う国家資格です。

  • 1級:大規模工事の監理技術者などを想定
  • 2級:中小規模の現場での主任技術者などが対象

特に2級は、若手技術者のステップアップ資格としても人気です。


試験区分と内容(令和6年度時点)

区分試験内容出題形式
第一次検定(学科)建設機械の構造、機械施工法、施工管理、安全・法規などマークシート形式
第二次検定(実地)施工計画、作業工程、安全対策、記述問題記述式(筆記)

※第二次検定も一部は“学科試験”のような出題です。記述問題対策も必要です。


私の受験体験

第一次検定(学科)

  • 機械構造・種類に関する出題が多め(特に作動原理、走行方式など)
  • 建設機械に関連する法律(道路運送車両法など)の出題が地味に重要
  • 整備やメンテナンス関係の知識が現場経験とリンクしていて解きやすかった印象

第二次検定(実地)

  • 作業工程を、自分の経験を元に説明できるかが最大のポイント
  • 書き方の“型”を覚えるだけでも対応可能
  • 日頃から「どの機械でどんな順序で作業しているか」を意識しておくと役立ちます

合格のコツ

  1. 過去問を繰り返し解くことが最優先
     第一次も第二次も過去問中心でOK。記述式もパターンがあります。
  2. 申込時の種別に合わせて対策する
     自分が受験する機械種(第1種:ブルドーザーなど/第2種:油圧ショベルなど)に特化した対策が必要。
  3. 記述は“模範解答を写して覚える”でも十分通用
     自分の現場経験に当てはめてカスタマイズできればなお良し。

使用した教材

  • 『建設機械施工管理技術検定試験問題集』
  • 『ミヤケン先生の合格講義 2級建設機械施工管理技士 第1種・第2種対応』
  • 『4週間でマスター 2級建設機械施工管理 第一次検定』
  • 『4週間でマスター 2級建設機械施工管理 第二次検定』

現場で働きながらでも進めやすい教材ばかりでした。


2級土木施工管理技士との違い

「2級土木施工管理技士」と「2級建設機械施工技術検定」は、どちらも建設現場で重宝される国家資格ですが、それぞれ得意とする分野が異なります。

比較項目2級土木施工管理技士2級建設機械施工技術検定
主な対象工事土木全般(道路・河川・上下水道・造成など)機械施工(掘削・整地・運搬など)
主な管理内容工程・品質・安全・環境など総合的な現場管理建設機械を使った作業計画・安全操作・工程管理
実地試験施工管理経験の記述中心使用する機械に応じた記述中心(操作・施工順序など)
配置技術者要件公共工事含め広範に対応可能機械施工を含む工事に強い現場として評価される
優先度資格全体の基本として重視されやすい機械特化の現場や企業では高評価を得やすい

現場目線での違い(実体験)

  • 「2級土木」は現場全体を見渡すスキルを問われる資格
  • 「2級建設機械」は“重機ありき”の工事を中心に据えた資格

「土木をベースに、機械施工の専門性も持っている」ことで、技術者としての幅は確実に広がります。
特に、ICT施工や機械化施工が進むこれからの現場では、“両方持ち”が強みになると実感しています。


受験を考えている方へ

こんな方には特におすすめです:

  • 現場で建設機械を日常的に扱っている方
  • 資格で「機械施工の専門性」を証明したい方
  • 将来的に1級を目指す予定の方

この資格があれば、点検記録の署名・自社管理の機械点検責任者としても活躍でき、企業側の信頼も上がります。


まとめ|「機械施工」の専門性は武器になる

機械施工は、今後もICT化・省力化の波を受けながら進化していく分野です。
だからこそ、現場での実践力+資格による証明が重要になってきます。

「実務経験はあるけど資格がない」と感じている方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください!
それでは、また次回!

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