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こんにちは、信州どぼくまです。
今回は「建設業で働く人が住宅ローンを組むときの注意点」について、実際に自分や知人の体験を交えてまとめます。
建設業は安定した職種と思われがちですが、金融機関の審査で意外と影響が出る部分もあります。
↓前回の記事はこちらです↓
CSPI-EXPO 2025参加レポート|最新建設機械・測量技術を体験してきた【実務-011】
転職歴が多いと審査が厳しくなる
建設業は現場ごとに職場が変わったり、キャリアアップのために転職を繰り返す人も少なくありません。
知人のケースでは「収入は安定しているのに、転職歴が多い」という理由で審査が厳しくなり、複数の銀行を回った結果、通ったのは1行だけでした。
👉 住宅ローン審査では 勤続年数が重視される ため、転職直後に申し込むよりも数年勤務してから挑戦したほうが安心です。
団信の上乗せ特約は本当に必要?
住宅ローンには団体信用生命保険(団信)が必須ですが、最近は「三大疾病特約」「就労不能特約」などの上乗せプランもあります。
しかし私は、これらを必ずしも付ける必要はないと考えています。
- 金利が0.1%上がるだけでも35〜40年ローンでは総返済額が大きく増える
- 差額分を別に貯蓄や投資に回したほうが合理的
- 他社比較で「上乗せしても条件が変わらない」場合のみ検討余地あり
👉 保険はローンと切り離して考え、生命保険や医療保険で補う方がシンプルで柔軟です。
金融機関ごとの違い
銀行担当者から聞いた話ですが、個人としての審査だけでなく 法人との取引実績 も評価される場合があります。
私のように法人を経営している場合、法人+個人の両方の取引があると金利引き下げ優遇が受けられるケースも。
また、ネット銀行はもともと金利が低いため、手間を惜しまなければ最もお得になる可能性があります。
不安に備える方法
就労不能リスクについても「団信で手厚く備える」より、収入保障保険や生命保険でカバーする方が効率的 と考えます。
がんは「2人に1人」と言われますが、実際は高齢期に多く、現役世代での発症確率はそこまで高くありません。
👉 不安だからと団信に上乗せ特約を増やすより、最低限+生活防衛資金を用意する方が現実的です。
まとめ
- 建設業であっても転職歴が多いと審査が厳しくなる
- 団信の上乗せは「金利差」と「必要性」を見極めて判断
- 法人取引実績が個人審査にプラスになる場合もある
- ネット銀行は条件が良いので積極的に比較対象に入れる
- 保険は団信と分けて考え、貯蓄や投資で備えるのも有効
住宅ローンは一度決めると長期にわたって付き合うもの。
だからこそ、金利や団信の仕組みを冷静に見極めて選ぶことが大切です。
次の記事の紹介と、関連リンクです。
【実務-013】※リンク未定 建設業の目利きで考える住宅ローンの落とし穴
【実務-006】現場監督が選ぶ!作業効率が上がるおすすめグッズ15選
【工具-002】HiKOKI vs マキタ|現場で選ばれる電動工具メーカー比較とおすすめ機種
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