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こんにちは、信州どぼくまです。
今回は「2級建設機械施工技術検定」について、私自身の受験体験をもとに、勉強方法や合格のポイントをまとめました。建設機械施工の専門性を証明するこの資格、現場で機械作業に関わる方には特におすすめです。
↓前回の記事はこちらです↓
2級舗装施工管理技術者の試験体験記と合格のコツ|過去問活用と実地対策のポイント【資格-004】
建設機械施工技術検定とは?
建設機械施工技術検定は、ブルドーザー・バックホウ・グレーダー・クレーンなどを用いた施工において、安全かつ効率的に作業を進めるための知識・技術を有しているかを問う国家資格です。
- 1級:大規模工事の監理技術者などを想定
- 2級:中小規模の現場での主任技術者などが対象
特に2級は、若手技術者のステップアップ資格としても人気です。
試験区分と内容(令和6年度時点)
| 区分 | 試験内容 | 出題形式 |
|---|---|---|
| 第一次検定(学科) | 建設機械の構造、機械施工法、施工管理、安全・法規など | マークシート形式 |
| 第二次検定(実地) | 施工計画、作業工程、安全対策、記述問題 | 記述式(筆記) |
※第二次検定も一部は“学科試験”のような出題です。記述問題対策も必要です。
私の受験体験
第一次検定(学科)
- 機械構造・種類に関する出題が多め(特に作動原理、走行方式など)
- 建設機械に関連する法律(道路運送車両法など)の出題が地味に重要
- 整備やメンテナンス関係の知識が現場経験とリンクしていて解きやすかった印象
第二次検定(学科)
- 第一次検定とほぼ同じ考え方で大丈夫だと思います
- しっかり過去問等を参考に復習しておくといいと思います
第二次検定(実地)
- 作業工程を、自分の経験を元に実施できるかが最大のポイント
- 日頃から「どの機械でどんな順序で作業しているか」を意識しておくと役立ちます
- 実施前に配布されるコース図をよく覚え、試験前の模範をよく覚えることが大事
- 特に安全確認不足は減点対象なので模範どおりにおこなう
※右ヨシ・左ヨシ・後方ヨシ等や、シートベルトの確認など
第2種(バックホウ)実務試験の内容と流れ
ここでは、第二次検定(実地)のうち、第2種「バックホウ」の実務試験について、公式資料を参考にしつつ、受験者目線で流れと注意点を整理します。
※本内容は原資料の転載ではなく、筆者の理解に基づく解説です。
試験コースの概要
バックホウの実務試験では、指定されたコース内で以下の一連の操作を行います。
・発進、前進・後進による走行
・指定箇所での掘削作業
・上部旋回
・所定方向への排土
・作業終了後の復帰、指定位置への駐車
ポールなどの目印が設置されており、接触せずに正確な操作ができるかが評価されます。
試験開始前の車両状態
試験開始時、車両は以下の状態で待機します。
・指定された発進位置で停止
・アーム、バケットは初期位置
・エンジン停止状態
・変速レバーは中立、ロックレバーは降下位置
開始前の動作や確認も評価対象になるため、慌てず一つずつ確認することが重要です。
試験の流れ(受験者目線での整理)
① 点検・準備
合図後、周囲と機体の安全確認を行い、運転席に着座します。
シートベルト装着後、エンジンを始動し、計器類を確認します。
作業装置を軽く動かし、異常がないか確認します。
② 発進・走行
指定された方向へ発進し、前進・後進を行いながらコース内を走行します。
急操作を避け、常に安定した姿勢を意識することが重要です。
③ 掘削作業
指定された箇所で掘削を行います。
掘削量は多すぎず、確実に操作できる範囲で行うことがポイントです。
無理な力をかけず、丁寧な操作を心がけます。
④ 旋回・排土
掘削後、上部旋回体を回転させ、指定方向へ排土します。
旋回は一定速度で行い、バケットの高さにも注意します。
排土動作は複数回行う場合があり、毎回同じ精度で操作できるかが見られます。
⑤ 復帰・駐車
作業終了後は、上部旋回体を元の方向へ戻し、指定された駐車位置へ移動します。
バケットを所定の位置に戻し、車両をまっすぐ停止させます。
エンジン停止、レバー操作まで含めて試験と考え、最後まで丁寧に行います。
実務試験で重視されるポイント
バックホウの実務試験では、操作技術だけでなく以下の点も見られています。
・安全確認が確実に行われているか
・操作が丁寧で落ち着いているか
・周囲への配慮ができているか
・機械を大切に扱っているか
※運転時間もストップウォッチで計測されてるので、指定時間を過ぎると試験管から中止の指示をされ中止になる場合があります。
※実際私も試験しましたが、普段から作業されてる方なら指定時間は超えないと思います。
普段の現場作業を安全第一で行っている人ほど、有利な試験内容です。
まとめ|合格のために意識したいこと
・操作は速さよりも正確さを優先
・ポール接触や急操作は大きな減点要因
・常に一呼吸おいて操作する意識を持つ
・最後の停止、レバー操作まで気を抜かない
バックホウの実務試験は、特別なテクニックよりも、日常の現場作業を丁寧に行えているかがそのまま評価される試験だと感じました。
合格のコツ
- 過去問を繰り返し解くことが最優先
第一次も第二次も過去問中心でOK。記述式もパターンがあります。
実地のコース図は当日でないとわからないこともありますが、集中して覚えること。 - 申込時の種別に合わせて対策する
自分が受験する機械種(第1種:ブルドーザーなど/第2種:油圧ショベルなど)に特化した対策が必要。 - 記述は“模範解答を写して覚える”でも十分通用
自分の現場経験に当てはめてカスタマイズできればなお良し。
使用した教材
- 『建設機械施工管理技術検定試験問題集』
- 『ミヤケン先生の合格講義 2級建設機械施工管理技士 第1種・第2種対応』
- 『4週間でマスター 2級建設機械施工管理 第一次検定』
- 『4週間でマスター 2級建設機械施工管理 第二次検定』
現場で働きながらでも進めやすい教材ばかりでした。
2級土木施工管理技士との違い
「2級土木施工管理技士」と「2級建設機械施工技術検定」は、どちらも建設現場で重宝される国家資格ですが、それぞれ得意とする分野が異なります。
| 比較項目 | 2級土木施工管理技士 | 2級建設機械施工技術検定 |
|---|---|---|
| 主な対象工事 | 土木全般(道路・河川・上下水道・造成など) | 機械施工(掘削・整地・運搬など) |
| 主な管理内容 | 工程・品質・安全・環境など総合的な現場管理 | 建設機械を使った作業計画・安全操作・工程管理 |
| 実地試験 | 施工管理経験の記述中心 | 使用する機械に応じた記述中心(操作・施工順序など) |
| 配置技術者要件 | 公共工事含め広範に対応可能 | 機械施工を含む工事に強い現場として評価される |
| 優先度 | 資格全体の基本として重視されやすい | 機械特化の現場や企業では高評価を得やすい |
現場目線での違い(実体験)
- 「2級土木」は現場全体を見渡すスキルを問われる資格
- 「2級建設機械」は“重機ありき”の工事を中心に据えた資格
「土木をベースに、機械施工の専門性も持っている」ことで、技術者としての幅は確実に広がります。
特に、ICT施工や機械化施工が進むこれからの現場では、“両方持ち”が強みになると実感しています。
↓関連記事はこちらです↓
2級土木施工管理技士の勉強法|学科・実地試験対策とおすすめ教材【資格-001】
1級土木施工管理技士の勉強法|学科・実地試験対策と時間確保の工夫【資格-002】

受験を考えている方へ
こんな方には特におすすめです:
- 現場で建設機械を日常的に扱っている方
- 資格で「機械施工の専門性」を証明したい方
- 将来的に1級を目指す予定の方
この資格があれば、点検記録の署名・自社管理の機械点検責任者としても活躍でき、企業側の信頼も上がります。
まとめ|「機械施工」の専門性は武器になる
機械施工は、今後もICT化・省力化の波を受けながら進化していく分野です。
だからこそ、現場での実践力+資格による証明が重要になってきます。
「実務経験はあるけど資格がない」と感じている方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください!
それでは、また次回!
次の記事の紹介と、関連リンクです。
【資格-006】登録機械土工基幹技能者講習|令和7年6月に受講&合格した体験記
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【工具-002】HiKOKI vs マキタ|現場で選ばれる電動工具メーカー比較とおすすめ機種
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ほか 参考記事リンク
- 【資格-001】2級土木施工管理技士に合格した勉強法
- 【実務-002】嫌われる現場監督にならないために|17年の現場経験から学んだNG行動7選と改善策
- 【車両-002】ハイエースの便利カスタムパーツ10選|現場目線で厳選
- 【実務-010】冬場の現場対応|防寒アイテムおすすめランキング
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※2026/1 内容を一部加筆修正しました
(第2種(バックホウ)実務試験の内容と流れ)


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