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こんにちは、信州どぼくまです。
今回は**「チェーンソー作業従事者のための特別教育(伐木作業者用)」**について、実際に2025年7月に受講した体験をもとにお話しします。
無事に修了証を取得し、現場でも活かせる知識と安全意識を得ることができました。
チェーンソー作業特別教育とは?
伐木作業、つまりチェーンソーを使って木を切る業務に従事する場合、労働安全衛生法に基づく「特別教育」の受講が義務づけられています。
- 根拠法令:労働安全衛生規則 第36条第8号
- 林業・建設業・造園・土木の現場などで、チェーンソーを使う人にとっては必須資格
- 災害対応や倒木処理の場面でも必要性が増加中
使用したテキスト
『チェーンソー作業の安全ナビ(改訂3版)』
発行:林業・木材製造業労働災害防止協会
上記テキストを使用しました。
図やイラストが多く初心者にも理解しやすい構成で、災害事例や安全装備の項目が特に現場を想定しやすく役立ちました。
下記テキストもおすすめです。
リンク
講習内容(私が受講した形式:2日半)
座学
- チェーンソーの構造・仕組み
- 始業点検の方法(エンジン・刃の確認)
- 過去の災害事例と原因
- PPE(個人用保護具)の選び方と使い方
実技
- チェーンソーの始動方法・点検
- 丸太を使った受け口・追い口の作業体験
- 伐倒方向の考え方と安全な退避方法
※受講団体によりスケジュールや実技内容は異なります。
現場での活かし方と安全対策
- 資格証は現場携帯必須(安全書類の一部としても使用)
- 始業点検を毎回行う癖がつく
- 防護ズボン(チャップス)やフェイスシールド付きヘルメットの重要性を再認識
- 土木現場でも災害時対応などで活用可能
こんな人におすすめ
- 現場で伐木・除草・倒木撤去などの作業を行う可能性がある方
- 山林整備、道路法面の管理、災害復旧に関わる方
- 自宅用薪ストーブの薪を自分で調達する方
- 将来的に登録基幹技能者や林業関係資格を目指す方
まとめ:命を守る知識としての特別教育
チェーンソーは、エンジンをかければ誰でも使えてしまう反面、危険性も高い工具です。
私は普段、伐木作業を林業業者に依頼していますが、自分でも基礎を理解することで安全性が格段に向上しました。
特別教育は「とりあえず資格を取る」ではなく、「自分と仲間の命を守る講習」として真剣に受ける価値があると感じます。
※次回【資格-008】チェーンソーの選び方と現場カスタム|おすすめ機種と防護具レビューに続きます。
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