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こんにちは、信州どぼくまです。
今回は現場でもたまにだけど確実に「助かった…!」となる工具、インパクトレンチについてお話しします。
↓前回の記事はこちらです↓
丸ノコ・チップソーの選び方と使い分け|HiKOKIユーザーの現場レビュー【工具-005】

インパクトレンチとは?
インパクトドライバとよく似た見た目ですが、より高トルク(強い力)でナットやボルトの締め・緩めができる電動工具です。
自動車整備や重機メンテナンス、仮設足場の組立・解体作業などに使われることが多いです。
私が使っているモデル:HiKOKI 36V 高トルクタイプ
- 高トルクで自動車のホイールナット脱着がスムーズ
- **バックホウの履帯交換(ゴムクローラーの脱着)**にも対応可能
- **除雪機のエッジ交換(ボルト脱着)**にも使える
実際、インパクトドライバでは回せない場面での使用が多く、「あって良かった」と感じることが多いです。


自社作業場 vs 現場での使い分け
私の会社の作業場にはエアー工具式のインパクトレンチもあります。
整備用としては軽くて高出力、連続使用にも強いので非常に優秀です。
ただし、現場ではエアーコンプレッサー本体がないと使えません。
その点、バッテリー式のインパクトレンチは持ち運び自由で、どこでも使えるという点で重宝しています。
電源のない場所や応急整備の場面では、バッテリー式の圧勝です。
インパクトドライバとの違いと使い分け
| 項目 | インパクトドライバ | インパクトレンチ |
|---|---|---|
| 主な用途 | ビス・細いボルトの締結 | 太いボルト・ナットの脱着 |
| トルク | 中程度 | 非常に強い |
| サイズ感 | 小型・軽量 | 大型・重め |
| 使用頻度 | 毎日使う | 特定作業で使う |
インパクトドライバが「日常の相棒」なら、インパクトレンチは「緊急時の切り札」という立ち位置ですね。
現場での活用シーン
- 車両のタイヤ交換(ハイエースや軽トラなど)
- 重機の履帯交換作業
- 除雪機のメンテナンス
- 堅く締まったナットの緩め作業
- 作業員さんの車トラブル時にも一役買うことがあります
「たまにしか使わないけど、ないと困る」。
だからこそハイエースの奥に常備しています。
選び方のポイント
- **トルク(締付け力)**は作業内容に合ったものを選ぶ
- **差込角(ソケットサイズ)**の確認(12.7mmが多い)
- バッテリー互換性をチェック(36Vマルチボルトなら安心)
- 重量感や取り回しも実機でチェックしておくと◎
まとめ|あまり使わないけど「あると助かる」一本
頻繁に使う工具ではないけれど、現場で「インパクトドライバじゃ無理だ…」という場面は意外とあるものです。
そんなときに、しっかりトルクのあるインパクトレンチがあると作業が進みます。
作業場ではエアー式、現場ではバッテリー式と、それぞれの強みを理解して使い分けるのが現場効率化のカギ。
「いざというときの安心」として、ぜひ1本、車に積んでおくのをおすすめします。
次の記事の紹介と、関連リンクです。
【工具-007】ハンマドリルの選び方と現場での活用法|HiKOKI 36V使用レビュー
【工具-002】HiKOKI vs マキタ|現場で選ばれる電動工具メーカー比較とおすすめ機種
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