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こんにちは、信州どぼくまです。
今回は、**令和7年6月に受講・合格した「登録機械土工基幹技能者講習」**について、私の実体験をもとに内容やポイントをまとめます。
現場経験を積んできた方で、「そろそろキャリアの棚卸しやランクアップを考えたい」という方には、非常におすすめの制度です。
登録機械土工基幹技能者とは?
この資格は、**建設機械施工の分野で高度な知識・経験を持つ“基幹技能者”**として登録されるための講習制度です。
- 国土交通大臣登録の修了講習(合格者には「講習修了証」交付)
- 経営事項審査(経審)の技術力評点が +3点加点
- 建設キャリアアップシステム(CCUS)でも評価
つまり、技能証明だけでなく会社の対外的評価にも直結する資格です。
講習の流れと受講資格
受講資格(主な一例)
- 機械土工に関する作業経験 10年以上
- うち職長経験 3年以上
- **2級建設機械施工技士(または同等資格)**の保有者
講習日程(3日間)
- 1~2日目:講義中心(講師による座学)
- 3日目:総合講義+修了試験(30問・四択)
当日配布されたテキスト
今回の講習では以下の2冊が配布され、事前購入は不要でした。
事前勉強や、合格に自信がなければ購入し勉強してもいいかもしれません。
『登録基幹技能者 共通テキスト(第5版)』
発行:建設業振興基金/大成出版社
→ 経営・工程管理・品質管理・安全衛生・法令など全業種共通。施工管理技士経験者にはなじみやすい構成。
『登録機械土工 基幹技能者テキスト(改訂10版)』
発行:一般社団法人 日本機械土工協会
→ 施工計画、安全管理、重機の種類・選定、点検整備、作業工程など現場直結の内容。
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受講体験と勉強ポイント
- 内容は「現場経験を言語化する講習」という印象。経験者にはなじみやすい。
- 施工管理技士と違い、“覚える”よりも“思い出す”力が問われる。
- 法令や安全衛生の知識は「現場判断の裏付け」として非常に重要。
- 試験は講義を聞くだけで合格できるほど甘くはない。落ちる人もいる。
- 過去問は公式サイトで入手可能。
四択だがひっかけ問題あり、講習での重要ポイントの反復が合格のカギ。
資格取得のメリット
- **経審加点(技術力+3点)**で企業の競争力アップ
- 技能評価が向上
- 現場代理人・主任技術者としての信頼度向上
- 社内評価・昇進に直結
まとめ
この資格は、「新たに詰め込む」タイプの試験ではなく、これまで積み上げてきた経験を形にする制度です。
現場キャリアの証明として、また企業の評価を高めるための武器として非常に有効だと感じました。
令和7年6月の受講・合格体験が、これから挑戦する方の参考になれば幸いです。
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