建設業ってガラが悪い?|昔と今の現場事情を17年の経験で本音解説【実務-065】

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こんにちは、信州どぼくまです。
今回は「建設業ってガラが悪いの?」というテーマで、17年の現場経験をもとに本音を書きます。

前回の記事はこちら
建設業はきつい?現場監督17年が本音で解説|それでも続ける理由【実務-064】

この記事でわかること

  • 建設業が「ガラが悪い」と言われる理由(昔の現場の実態)
  • 昔と今で現場の雰囲気はどう変わったか
  • 外見で判断してはいけない理由(コーラのエピソード)
  • 外国人労働者・女性・文系出身者が増えてきた今の現場
  • 実際に転職・就職する前に知っておいてほしいこと

「建設業はガラが悪い」は本当か?結論から言います

昔は確かにそういう人が多かったです。
今は減ってきた。でも全くなくなってはいない。

これが正直な答えです。

ただ「ガラが悪い=怖い・危険・近づきたくない」というイメージは、実態とかなりずれていると感じています。
話してみると普通だし、仕事はきちっとする人がほとんどです。
外見で判断しすぎると、損をするのは自分の方です。

昔の現場はこんな感じだった

約20年前、私が入った頃の現場の話をします。

くわえタバコで現場作業をしている人たくさんいて、今ではあまり考えられないですが、当時はそれが普通でした。
服装も、建築系でよく見る鳶職スタイル(ニッカポッカ)の方も多く、髪は金髪・赤髪、ガッツリ髭、体格のいい人が多い、いわゆる街の不良みたい、かかわってはいけない雰囲気の外見の人が珍しくなかった。
言葉遣いも今より荒かったです。

この言葉遣い当時の自分にも返ってくる話ですが(笑)。

現場に来る私用車もシャコタンのセダン、窓から腕を出しながら乗り付けてくる、改造車のうるさいマフラーというシーンも普通にありました。
ザ・ガラ悪という感じで当時はそれが現場の日常でした。

言葉遣いについては実務-064でも書いた通り、怒声が飛び交う・ヘルメット越しに単管でこつんとやられる、というのも珍しくない時代でした。

↓あわせてどうぞ
建設業はきつい?現場監督17年が本音で解説【実務-064】

今の現場はどう変わったか

雰囲気は確実によくなっています。

昔みたいに「いかにも体育会系・体力自慢」という人ばかりではなくなりました。
文系出身の大人しい方や、女性の現場監督・施工管理者も増えてきています。
現場作業中の緊張感は変わらず持ちながらも、休憩時間は和気あいあいとした雰囲気がある現場が増えました。

完全になくなったわけではなく、他の現場では「ザ・不良」みたいな外見の方もまだいます。
ただそういう方も、話してみると普通だったりします。

個人的に今では大人しい人のほうが逆に怖くなってしまいます。

外見で判断してはいけない理由

タトゥーが入っていて、見た目は完全にこわもてな方がいました。
自慢げにタトゥーを見せてくるし、近寄りがたい雰囲気がある。
でも仕事はきちっとする。むしろ丁寧で、段取りもいい。

外見で判断するなという典型を、現場では何度も経験してきました。

もう一つ、最近印象に残っているエピソードがあります。
外国人労働者の方で、たまに現場で会う方がいました。カタコトの日本語だけど、仕事を覚えようという意欲が強い。
しばらく仕事をしていて気づいたのが、「この人いつもコーラ飲んでるな」ということでした。

ある日の休憩前にコンビニに寄って、コーラを買っていきました。
「休憩中に飲んでいって」と渡したら、ものすごく喜んでくれた。
それだけのことですが、また別の現場で会うときもニコニコ手振ってくれたりと現場の空気が少し変わった気がしました。

言葉が通じなくても、ちょっとした気遣いで関係は作れます。
外見・国籍・言語の壁を超えて、現場では意外といいやり取りが生まれます。

外国人労働者・女性が増えている現場の実態

建設業の人手不足は深刻で、外国人労働者の方が現場に入るケースが年々増えています。
最初は言葉の壁を感じることもありますが、仕事を覚えようという意欲は伝わります。
一緒に現場を重ねていくうちに、自然とコミュニケーションが生まれていきます。

女性の施工管理者・現場監督も増えてきました。
かつては「女性が現場に入るのは珍しい」という時代がありましたが、今は普通になりつつあります。現場の雰囲気も、女性が働きやすい方向に変わってきています。
快適トイレ等も公共工事では設置が推奨されてきてますし、働き方改革は一歩一歩進んでいます。

それでも「ガラが悪い人」はゼロではない

正直に書きます。今も全くいないわけではないです。

言葉が荒い人、態度が大きい人、初対面でとっつきにくい人
——いることはいます。

ただそういった方でも、話してみると意外と普通だったり、現場仕事に対するプライドが強いだけだったりすることが多いです。

「ガラが悪い」と「仕事ができない」は別の話です。
見た目や言葉遣いが荒くても、技術があって信頼できる職人さんはたくさんいます。
逆に見た目が普通でも、仕事が雑な人もいる。現場17年でそれは何度も実感してきました。

建設業への転職を考えている人へ

「ガラが悪そうで怖い」「3K(きつい・汚い・危険)のイメージがある」し肉体労働という理由で建設業を敬遠している方へ、正直に言います。

みんなが思うほど、怖くないです。

話してみたら普通の人がほとんどです。
とっつきにくい外見でも、仕事の話になれば普通に会話できます。
自分から少し踏み込んで話しかけてみると、意外とすんなり関係ができることが多いです。

イメージだけで判断せず、まず経験してみることが大事です。3Kと言われてきた建設業も、確実に変わってきています。

建設業への転職を考えている方はこちらもどうぞ。
建設業へ転職するなら|現場目線で考える会社の選び方【実務-054】
建設業へ転職するには?|未経験・経験者どちらも成功する転職の進め方【実務-055】
建設業はきつい?現場監督17年が本音で解説【実務-064】

「3K(きつい・汚い・危険)」って実際どうなの?

建設業は昔から「きつい・汚い・危険」の3Kと言われてきました。
正直、全部当たっています。ただ「きつさ」については別記事で詳しく書いたのでそちらをどうぞ。

「汚い」については、土・砂・油・コンクリートが体につく仕事なので否定はできません。
ただ作業着を着替えたり、作業着のうえにヤッケを着れば終わりの話です。
「危険」については、安全管理が年々厳しくなっていて、昔と比べると事故は確実に減っています。

3Kのイメージで敬遠するより、実態を知ってから判断することをおすすめします。

きつさの実態はこちら
建設業はきつい?現場監督17年が本音で解説【実務-064】

この記事のまとめ

  • 昔の現場はくわえタバコ・金髪・シャコタンセダンが普通で、確かにガラが悪かった
  • 今は文系・女性・外国人労働者が増え、現場の雰囲気は確実によくなっている
  • タトゥーや強面の外見でも、仕事はきちっとする人がほとんど。外見で判断するのは損
  • コーラなど差し入れ一本で現場の関係が変わる。言葉が通じなくても気遣いは伝わる
  • 「ガラが悪い=怖い・近づきたくない」は昔のイメージ。話してみたら普通の人がほとんど
  • イメージだけで判断せず、まず経験してみることが大事

次の記事の紹介と、関連リンクです。
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