建設業のライフプランから見る住宅ローンの組み方【実務-016】

実務・現場ノウハウ
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こんにちは、信州どぼくまです。
私の周りでも最近「住宅ローンを組み始めた」という人が増えています。
先輩方に「返済が終わるのは何歳ですか?」と聞くと、「70歳だよ」「75歳だよ」と平気で返ってくることもあり、正直ひやひやします。
「退職金をあてにしている」「定年後も働くから大丈夫」などの回答もありますが、本当にそれでいいのでしょうか。

前回記事はこちら↓
住宅ローンと仕事道具・車の関係|個人ローンと経費は別物【実務-015】


定年後返済はリスクが大きい

建設業は定年があってもなくても、体力的には60代以降に現場で働き続けるのは難しくなります。
「70歳を過ぎても返済が続く」=「収入が安定しない時期に大きな固定費を抱える」ことになり、リスクは大きいです。


退職金をあてにするのはNG

退職金を前提にした返済計画もよく耳にしますが、危険です。

  • 退職金が必ず出るとは限らない
  • 金額も会社規模や規定によって大きく違う
  • 「退職金をもらえる前提」でローンを組んでしまうと、もし制度が変われば返済不能になる

👉 もし退職金を返済にあてるなら、「退職金規定があり、金額がはっきりしている場合」に限るべきです。


自己資金と繰り上げ返済の考え方

感情を切り離して冷静に考えると、以下の条件なら高齢完済でも大きな問題はありません。

  • 自己資金をしっかり用意している
  • 定年時に繰り上げ返済できる見込みがある
  • 投資信託などを積立し、低く見積もっても定年時にまとまった額を返済に回せる

👉 要は「繰り上げ返済の根拠があるかどうか」が重要です。


銀行やハウスメーカーの「いけます」は信用しすぎない

銀行やハウスメーカーの営業担当に「この金額なら大丈夫です」と言われてローンを決める人も多いですが、これは危険です。

  • 銀行は「貸して利息をもらう」のが仕事。払えなくなれば抵当権を行使して家を取り戻せばいい。
  • ハウスメーカーは「高い家を買ってもらう」ほど売上も営業成績も上がる。

マイホームは住宅ローンを返し終わってはじめてマイホームになる。

給与の何割までなら住宅ローン組めますよと言いますが、組めるのと生活がしやすいかは別。

👉 銀行もハウスメーカーも「買う人の立場」ではありません。
本当に返せるかどうかは、自分自身がシミュレーションして判断すべきです。


まとめ

  • 70歳・75歳完済はリスクが大きい。体力的にも現実的ではない
  • 退職金をあてにするのはNG。金額が確定している場合のみ慎重に検討
  • 自己資金・繰り上げ返済計画があるなら安心材料になる
  • 銀行やハウスメーカーの「大丈夫」はあくまで営業トーク。自分でシミュレーションが必須

住宅ローンは「借りられる額」ではなく「返せる額」で考えるのが本質です。
建設業で働く方は特に、ライフプランと体力の現実を冷静に見据えて計画を立てることが大切だと思います。

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