Milwaukee M12 FUEL HATCHET レビュー|営業の圧に負けて買ったら大正解だった片手チェーンソー【工具-037】

工具レビュー
当サイトの記事には、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのアフィリエイトリンクを利用しています。
リンクから商品をご購入いただくと、サイト運営の応援につながります(購入者さまのご負担は一切ありません)。
サーバー代や記事作成の励みに活用させていただきますので、ご理解いただけると嬉しいです。
詳細は 免責事項・利用規約・広告ポリシー をご確認ください。

こんにちは、信州どぼくまです。
今回はMilwaukee(ミルウォーキー)のM12 FUEL HATCHETをレビューします。

前回の記事はこちら
【工具-036】HiKOKI RB36DC コードレスブロワーレビュー|2台目を買い足した理由と旧モデル・エンジン式との比較

この記事でわかること

  • Milwaukee M12 FUEL HATCHETのスペック
  • HiKOKIユーザーがミルウォーキーを選んだ理由
  • 枝払い・小規模伐採での実際の使い勝手
  • チェーンソー特別教育との関係
  • パックアウトケースとの相性

Milwaukee M12 FUEL HATCHET スペック

項目詳細
型番(購入モデル)M12 FHS-601X JP
電圧M12(12V)
バー長6インチ(152mm)
最大切断径15cm
最大チェーンスピード5 m/s
モーターPOWERSTATE ブラシレスモーター
質量約2.3kg以下(バッテリー含む)
バッテリー(付属)REDLITHIUM M12 6.0Ah(M12 FHS-601X JPの場合)
自動オイラーあり
チェーンテンショナー工具不要で調整可能
付属品ハードケース・スキャバード(鞘)・スパナ
原産国Made in China

HiKOKIユーザーがなぜミルウォーキーを選んだのか

普段はHiKOKI派です。
インパクト・グラインダー・ブロワー・ハンマドリルと主力工具はほぼHiKOKIで揃えています。

それでもHATCHETを買ったのは正直に言うと2つの理由があります。

一つ目は赤色のボディがかっこよかったから。
HiKOKIのグリーンが好きですが、ミルウォーキーの赤いボディとFUELケースのデザインは見た瞬間に欲しいと思いました。

工具-024でパックアウトの収納箱を衝動買いしたのと同じパターンです(笑)。

二つ目は担当営業さんの押しに負けたこと。これも正直に書きます(笑)
ただ実際に使ってみると、買って正解だったと感じています。

決め手は軽さです。
片手で扱える枝払いチェーンソーは、軽さがすべてといっても過言ではありません。
この点でHATCHETは非常に優秀です。

軽さがすべて|片手チェーンソーに求めること

枝払い・小規模伐採で使うミニチェーンソーは、軽くて取り回しがしやすいことが最優先です。

大型チェーンソーは大径木の伐採には必要ですが、現場での枝払い・支障木の小枝処理・ちょっとした木材カットには完全にオーバースペックです。
重くて取り回しが悪く、準備・後片付けの手間も大きい。

HATCHETはバッテリー込みで2.3kg以下という軽さで、片手で保持しながら枝払いができます。
高い位置の枝を処理するときも、腕への負担が少ないのは実際の作業で大きな差になります。

小さくても特別教育は必要です

ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。
バーが6インチでも、業務で使うなら特別教育が必要です。

根拠は労働安全衛生規則第36条第8号。
「動力により駆動されるチェーンソーを用いて行う立木の伐木、かかり木の処理または造材の業務」が対象です。

2020年8月1日の改正で、大径木と小径木の区分は廃止・統合されました。
それ以前は木の太さで教育内容が分かれていましたが、いまはチェーンソーを使う伐木等の業務すべてが同じ扱いです。

現行のカリキュラムは学科9時間・実技9時間の計18時間。
※旧カリキュラム(学科6時間・実技4時間)の情報を載せているサイトが残っているので注意してください。
※玉切りだけを行う場合も対象です。
※私用(趣味や自宅の庭木)は法の対象外です。

もうひとつ、下肢の切創防止用保護衣(チャップス)の着用が事業者に義務付けられています。
ミニチェーンソーだからと省略していい話ではありません。
片手で扱えるぶん、逆に足元に近い姿勢になりがちです。

▼受講した体験はこちらに書いています。
【資格-007】チェーンソー作業の特別教育(伐木作業者用)を受講してみた
【資格-008】チェーンソーの選び方と現場カスタム|おすすめ機種と防護具レビュー

※制度は改正されることがあります。最新の要件は厚生労働省または実施機関でご確認ください。

チェーンソーの選び方全般についてはこちら。
チェーンソーの選び方と現場カスタム|おすすめ機種と防護具レビュー【資格-008】

実際に使ってみた感想

よかった点

軽くてコンパクトなので、ハイエースの荷台に常時積んでおいても場所を取りません。
現場で急に枝払いが必要になったときにすぐ取り出して使えるのは実用上かなり助かります。

切れ味は6インチバーとは思えないくらい良好です。
最大切断径15cmまで対応しているので、現場で邪魔になる小径木・支障木の処理は十分こなせます。
バッテリー1本でかなりの本数を切れるので、作業途中でバッテリー切れを心配する場面はほぼありませんでした。

自動オイラーが標準装備されているのも地味に助かります。
チェーンのメンテナンス頻度が下がるので、普段使いのストレスが少ないです。

気になった点

M12バッテリーはHiKOKIやマキタとは互換性がありません。
メインをHiKOKIで揃えている場合、ミルウォーキー用にM12バッテリーを別途管理する必要があります。
今のところHATCHETしかM12を使う工具がないので、バッテリーの使い回しができない点は少し気になります。

将来的にM12インパクトも検討中なので、そうなればバッテリーシステムとして揃えていく形になりそうです。

コードレスミニチェーンソーとしての位置づけ

ミニチェーンソー・プルーニングソーは各メーカーから出ていますが、HATCHETが他と差別化されているポイントはプロ向けの耐久性と軽さの両立です。

ホームセンターで売っている安価なミニチェーンソーと比べると価格は高いですが、現場で毎回使う工具として考えると耐久性・信頼性に投資する価値は十分あります。

コードレスミニチェーンソー含め、全般の選び方・使い分けについては別記事で詳しく書いてます。
【工具-031】コードレスミニチェーンソー+ポールアタッチメント|枝払いから小規模伐採まで

FUELケース(パックアウト)との相性が抜群

HATCHETはFUELケース(ハードケース)が付属します。
このケースがミルウォーキーのパックアウトシステムと連動しているデザインで、見た目のかっこよさも含めて非常に満足しています。

工具-024で紹介したミルウォーキーの収納箱と組み合わせて管理すると、持ち運び・保管がまとまってスッキリします。

ミルウォーキーの収納箱|赤いツールボックスを衝動買いした理由【工具-024】

こんな人におすすめ・こんな人には不向き

おすすめな人

  • 現場での枝払い・支障木処理が定期的にある
  • 軽くて取り回しのいいチェーンソーを探している
  • 大型チェーンソーを出すほどでもない小径木の処理が多い
  • ミルウォーキーのデザイン・世界観が好き
  • パックアウトシステムで工具を整理したい

不向きな人

  • 大径木(15cm以上)の伐採がメインの作業
  • HiKOKI・マキタで完全にバッテリーを統一したい
  • 初期コストを抑えたい

▼同じ「切る道具」として、刈払機のレビューも書いています。
【工具-043】HiKOKI CG36DC(DLN)レビュー|分割式コードレス刈払機を2台目に選んだ理由

この記事のまとめ

  • Milwaukee M12 FUEL HATCHETは6インチ・最大切断径15cmの片手チェーンソー。軽さとコンパクトさが最大の強み
  • 購入のきっかけは赤いボディのかっこよさと営業の押し(笑)。ただ使ってみたら大正解だった
  • 片手枝払いチェーンソーは軽さがすべて。バッテリー込み2.3kg以下は現場での取り回しで確実に差が出る
  • M12バッテリーはHiKOKI・マキタと互換なし。ミルウォーキー専用の管理が必要な点は注意
  • FUELケース付属でパックアウトシステムとの組み合わせが映える

次の記事の紹介と、関連リンクです。
【工具-038】※リンク予定 Milwaukee M12 FID2 FUELインパクトドライバレビュー|タダでもらって軽バン専用機にした話
【工具-002】HiKOKI vs マキタ|現場で選ばれる電動工具メーカー比較とおすすめ機種

🟢 工具カテゴリの一覧はこちら
【工具カテゴリTOPへ】

ほか参考記事リンク

コメント