リンクから商品をご購入いただくと、サイト運営の応援につながります(購入者さまのご負担は一切ありません)。
サーバー代や記事作成の励みに活用させていただきますので、ご理解いただけると嬉しいです。
詳細は 免責事項・利用規約・広告ポリシー をご確認ください。
こんにちは、信州どぼくまです。
今回は、夏の建設現場で実際に使っている暑さ対策グッズを10点まとめて紹介します。
毎年のように猛暑日が増え、現場の暑さ対策は「あると快適」ではなく「ないと働けない」レベルになってきました。
2025年6月からは熱中症対策が事業者の義務にもなっています。
この記事では、私が現場で実際に使ってきて「これは効く」と感じたグッズを、使いどころと本音のコメントつきで紹介します。
前回の記事はこちら
→【実務-069】暑中コンクリートの施工管理|現場監督が打設手順と養生のやり方を解説
▼熱中症対策の基本と法改正(義務化)はこちらでまとめています
【実務-004】熱中症対策の基本と現場での実践例|2025年法改正にも対応
この記事でわかること

- 現場で実際に使っている暑さ対策グッズ10点と選び方
- 空調服はベスト型・蛍光カラーがおすすめな理由
- 空調服と保冷ベストの使い分け(舗装現場での実感)
- 義務化で注目されるWBGT計の必要性
① HiKOKI バッテリー式 冷蔵・冷凍庫(クーラーボックス)
まず外せないのが、現場に「冷えた飲み物」を常に確保できる電動クーラーボックスです。
私はHiKOKIのバッテリー式を使っています。
電動工具と同じ蓄電池が流用できるので、現場移動が多くても電源を気にせず使えるのが大きい。
ただの保冷ではなく冷蔵・冷凍ができるので、夏場でも飲み物がぬるくならず、保冷剤も凍らせておけます。
ハイエースに積みっぱなしにして、休憩のたびに冷たい麦茶やスポーツドリンクを配る運用にしています。
▼通常モデルとの比較はこちらで詳しく書いています
【工具-021】電動&保冷剤クーラーボックス徹底比較|HiKOKI 36Vで現場もアウトドアも快適に
② HiKOKI/工業用扇風機(100V電源があれば大型ミスト付きが涼しい)
意外と効くのが扇風機です。
コードレスタイプは休憩スペースやハイエースの荷室で手軽に使えて便利。
さらに、現場で100V電源が取れる環境なら、大型のミスト付き工業用扇風機が圧倒的に涼しいです。
ミストの気化熱で体感温度がはっきり下がるので、舗装や打設で人が集まる現場の休憩所に1台置いておくと、作業員の回復が早くなります。
電源が取れるかどうかで選ぶ機種が変わるので、現場環境に合わせて使い分けています。
③ バートル 空調服(パワー重視ならこれ)
いろいろなメーカーの空調服を試してきましたが、バートルが一番ファンのパワーがあると感じています。
風量がしっかりあると、同じ気温でも体感がまるで違います。
選ぶときのポイントを、経験から3つ挙げておきます。
- 形はベスト型がおすすめ。長袖・半袖だと、袖の中に熱がこもって逆に暑苦しく感じる場面がありました。腕回りが開くベスト型のほうが涼しいです。
※これに関しては仕事の業種によるかもしれません。 - 色は黒を避ける。黒は熱を吸収してしまうので、炎天下の現場には不向きです。
- 蛍光カラーが便利。保安ベストを兼用でき、視認性も上がるので一石二鳥です。
ひとつ注意点として、新バージョンが出るたびにバッテリーとファンがセットで仕様変更されることがあり、旧モデルとの使い回しができない場面があります。
買い足すときは、手持ちのバッテリー・ファンと互換性があるか必ず確認してください。
④ 空調服用の予備バッテリー
空調服を本気で使うなら、予備バッテリーは人数分そろえておきたいところです。
フル稼働だと1日もたないこともあり、昼で電池切れ=午後はただの暑い服、になりかねません。
前述のとおり、バッテリーは新旧モデルで互換が切れることがあるので、買い足す際は型番と対応ファンの確認が必須です。
ここを間違えると使えないので、現場でいちばんやりがちな失敗ポイントでもあります。
⑤ 冷感ベスト・保冷ベスト(空調服との使い分けが肝)
空調服があれば万能、というわけではありません。
舗装現場のように地面からの照り返しと熱気が強い場面では、空調服がかえって熱い空気を取り込んでしまい、体に熱がこもることがあります。
そういう場面で活きるのが、保冷剤を入れて体を直接冷やす保冷ベストです。
外気を取り込む空調服と、体を冷やす保冷ベスト。
この2つを現場の状況で使い分けると、暑さ対策の幅がぐっと広がります。
ここは実際に両方使ってみて分かった、地味だけど大事なポイントです。
⑥ ペットボトル保冷ボトル(ホルダー)
せっかく冷えた飲み物も、炎天下に置けばあっという間にぬるくなります。
ペットボトルをそのまま入れて保冷できるボトルホルダーがあると、作業の合間にいつでも冷たい状態で水分補給できます。
地味ですが、こまめな水分補給を続けるうえで効果は大きいです。
腰や肩から下げておけるタイプだと、現場を移動しながらでも飲めて便利です。
⑦ ネッククーラー(首を冷やすと一気に楽になる)
首の太い血管を冷やすと、体感温度がはっきり下がります。
ネッククーラーは手軽で効果が分かりやすく、1人1個あると重宝します。
タイプは大きく2つ。一定温度で自然に固まるアイスリング型は電源不要で手軽。
ペルチェ式の電動タイプはバッテリーで連続冷却でき、猛暑日に強い。手軽さ重視ならリング型、しっかり冷やしたいなら電動式がおすすめです。
⑧ 冷却タオル(アイスタオル)
電源も保冷剤もいらず、水に濡らして絞るだけで冷たくなるのが冷却タオルです。
首に巻いたり肩にかけたりと使い方は自由で、ぬるくなったらまた水で濡らせば復活します。
価格が手頃で、洗濯して繰り返し使えるコスパの良さも魅力。
ネッククーラーが「しっかり冷やす」装備なら、冷却タオルは「とりあえず1枚持っておく」手軽な装備です。
人数分まとめて用意しても負担が少ないので、現場支給にも向いています。
⑨ 熱中症対策キット(車に常備)
うちでは、経口補水液・塩分タブレット・瞬間冷却剤・冷却タオルなどがまとまった熱中症対策キットを、車に常備しています。
いざ作業員が体調を崩したときに「すぐ手が届く場所にある」ことが何より大事です。
2025年の法改正では、熱中症が疑われる人への対処手順をあらかじめ決めておくことが義務になりました。
対策キットを車載しておくことは、その手順を実際に回すための備えにもなります。
⑩ WBGT計(暑さ指数計)
最後に、これからの現場に欠かせなくなるのがWBGT計(暑さ指数計)です。
2025年6月の法改正で、WBGT28度以上または気温31度以上の環境で一定時間以上の作業がある場合、事業者に熱中症対策が義務づけられました。
「今日は対策を強化すべき日か」を感覚ではなく数値で判断できると、声かけや休憩の説得力が変わります。
黒球式の熱中指数計なら、直射日光下のリアルな暑さ指数が測れます。
1台、現場に置いておくことをおすすめします。
空調服 vs 保冷ベスト|現場での使い分け
ここまで紹介してきた中で、迷いやすいのが空調服と保冷ベストの使い分けです。実際に両方使ってきた経験から整理すると、次のようになります。
| 場面 | 向いている装備 | 理由 |
|---|---|---|
| 風通しのある一般的な屋外作業 | 空調服(ベスト型) | 外気を取り込んで汗を気化させ、涼しい |
| 舗装現場など照り返し・熱気が強い場所 | 保冷ベスト | 空調服だと熱い空気を取り込み逆効果になる場面がある |
| 炎天下で長時間動き回る | 空調服+ネッククーラー | 送風で全身、首元で体感温度を同時に下げる |
「空調服さえあればOK」ではなく、現場の条件で切り替えるのがポイントです。
この記事のまとめ

- 電動クーラーボックス・扇風機で「冷やせる環境」を現場につくる
- 空調服はベスト型・蛍光カラーがおすすめ、黒は避ける
- バッテリー・ファンは新旧モデルの互換に注意して買い足す
- 舗装現場など熱気が強い場面は保冷ベストが空調服より効く
- 熱中症対策キットの車載とWBGT計で、義務化にも備える
暑さ対策は「我慢」ではなく「装備」で乗り切る時代です。
どれも一度使うと手放せなくなるものばかりなので、まだの方は今シーズンのうちに試してみてください。
現場全体の安全と作業効率が、確実に変わります。
▼あわせて読みたい
【実務-069】暑中コンクリートの施工管理|現場監督が打設手順と養生のやり方を解説
【実務-004】熱中症対策の基本と現場での実践例|2025年法改正にも対応
次の記事の紹介と、関連リンクです。
【実務-071】※リンク予定
【工具-002】HiKOKI vs マキタ|現場で選ばれる電動工具メーカー比較とおすすめ機種
🟢 資格カテゴリの一覧はこちら
→ 【資格カテゴリTOPへ】
ほか参考記事リンク

コメント